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【テレビの裏側】ADってなにやるの?お仕事内容紹介!【テレビ業界初心者】

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わたしの過去の職歴にアシスタントディレクターがあります。

わたしは制作会社で地方局に出向としてADを約3年行なっていました。

ADってなにやってるの?っていうのをまとめてみました。

 

制作会社出身のアシスタントディレクター

アシスタントディレクターとはディレクターの卵です。

主にテレビ局でテレビ制作の仕事をしている人ことをいいます。 

わたしの場合は制作会社に正社員で就職しました。

地元にあるテレビ局に出向という形で制作会社ADとして常駐し、働いていました。

手取りは18万ボーナスは約10万(年二回)年一回昇給があり、給料は多少上がりましたが、もちろん残業代などはでませんw

これよりも低い値段で働いていた仲間もいますので、制作会社や採用によって違うのだと思います。


他の制作会社のADさんは他のテレビ局を行ったり来たりしていたり、あと本社(その局の正社員)のADとして配属された人と一緒に仕事をしていました。

 

なぜADという道になりたかったのか

わたしは昔からテレビっ子でテレビ局で働きたいという淡い期待がありました。本社(テレビ局)採用は学歴で絶対無理と確信していたので、テレビ制作会社というルートがあることを知り応募しました。ちなみに本社以外にも子会社や、関連会社とかもあります。

採用後は「その場で覚えろ」

3ヶ月の試用期間はありますが、わたしの場合はADのノウハウとか、研修期間とかあるのかぁ〜と思ってましたが、そんなものありません!現場で覚え、先輩ADさんやDさんが教えてくれたことを実践するのみです!!普通の正社員のような研修というものはありませんでした。


ADの主な仕事

ロケ、フロア、下調べ、テープ取り込み、ロケやフロアの準備、会議準備…
ざっとこんな感じです
詳しくはまた細分化してお伝えしようと思います。

はじめはもちろん仕事なんてありませんが、ADなりのお仕事が任されます。例えばコピーを取ること。コピーの取り方にも、その会社なりの流儀があるので(印刷サイズ・向き・ホッチキスの方向)そういうのも先輩に教えてもらいながらメモして覚えていきます。

メモをとる癖はつけておくべき

入りたてはディレクターの顔すらまともに一致しないので、メモとペンはずっと持ち歩いていました。専門用語も飛び交うので、あとから聞くのにも有効です。メモをとる姿勢も「覚えるぞ」ていう雰囲気がでるので、メモは絶対忘れてはいけないもののひとつです。メモするのではなくてその後「まとめる」「記憶する」ことも大事です。

あと、何回も同じこと先輩ADにきくと「この前教えたよね?」ていうことも多少回避できます。今は携帯の動画とかにとって保存とかもありかと・・。


はじめは電話対応しかできない

電話大嫌いでした。内線と外線のコール音の違いがわからなくて本当に嫌いでしたが、とにかく電話にでるしかありませんでした。

内線は上の人からの電話も取り次がなければならないので、メモして、耳を澄まして聞き取る作業していました。しばらく慣れてくると、撮影許可のために企業とのやりとりもしなければならないので、電話しながらメモを取ることはもう必須スキルになります。


社会人マナーを身につける

名刺交換・電話対応・メールでのやりとり などなど

基本的な社会人マナーはインターネットで調べたりしていました。

メール文章は失礼のない内容を送らなければならないので、ディレクターや先輩ADさんに教えてもらいました。ADだからって適当で許されることはないです。

あと当たり前ですが、挨拶は自分からしっかりしましょう。「お疲れさまです」は鉄板です。夜でも昼でも一日のはじめは「おはようございます」です。

 

ロケは基本的にディレクターと一緒

わたしの配属先はディレクターが約8名くらい、ADは3名いました。会議でロケの担当を言われるので、担当のディレクターにつきます。その後ディレクターの指示を仰ぎます。

ロケに慣れてくると先手先手と先読みしてやれるようになりますが、とりあえずディレクターと仲良くなるにはなにをしたら良いか聞くといいです。

 
ディレクターの性格も個性もある

優しいディレクターや怖いディレクターもいます。ディレクターは一言でいうと「超個性的」です。

化粧いつもバッチリの女性D・寡黙な天才・奇抜な服装の将来有望ディレクター・ADを罵るディレクター・・・。どういう人であれコミュニケーションは必須なので臆せず行くしかありません。


技術さんたちとも仕事します。

演者さん(出演者)とカメラマンさん、音声さん、照明さん(この三名を主に技術さんと呼んでました)もいます。一緒にテレビを作り上げる上で重要な人たちです。

とりあえず一番は「絶対に邪魔をしない」です。

スタジオ・生中継なら「きみれない」(カメラに映らない)

ロケ撮影なら「カメラが振る方向にいない」(カメラマンの動きを把握する)

わたしは基本アナウンサーさんがロケの演者さんをしていたので、芸能人とか有名な方がいるときはもっともっと神経使うと思います。

技術さんは一言でいうと「職人」です。職人の邪魔はしないようにしましょう。

 

ADとして学ぶこと

勉強のために他のテレビ番組をみる

自分の配属先の似たような他番組を見て勉強しましょう。

わたしは、芸能情報や地域の情報番組を扱っていたので、似たような番組見ていました。(サンデージャポンなど。)

地域の情報番組(グルメやらデパート情報。だいたい夕方ごろの時間帯にやってる番組)ならば、いずれは自分でVTRを編集しなければいけないので、カット編集やらインサートやテロップの入れ方、動きなども勉強します。

 

今いる地域のことを調べ上げる

ADはディレクターの卵なので、ディレクターになるように日頃からネタを考える癖はついていたと思いますし、常にネタ探しをしていました。

わたしは地方局にいたので、その地域のイベントや発売されるものとか調べていました。(ほかに女性誌や情報誌、ネットでの情報も)


編集作業をおぼえる

撮った映像や、配信されてきた映像を編集しする作業もあります。

VTRを編集し、ナレーション原稿も作成し、ディレクターにオーケーをもらったら、VTRにいれるテロップ原稿を書きます。

作成されたテロップ確認後、タイミングよくVTRにテロップを差し込みます。出来上がったら、当日読んでもらうアナウンサーさんと読み合わせをします。読むタイミングの秒だしを指でカウントします。変な日本語だと、訂正もされます。

ちなみにイキナリ「編集しろ」とはいわれませんが、ディレクターの編集風景をずっと見ていたりしています。見て聞いて覚える感じです。

今では誰もが動画撮影と編集ができる世界ですが

テレビで使用しているものは、リニア編集機やノンリニア編集があり、ある程度使いこなせるまで時間がかかる特殊な編集機材です。あと視聴者に向けてカットのタイミングやフェードなど視覚的に違和感を感じないように編集するのです。(所謂、「気持ち悪い」という感覚?)カットを連続で多様する個人編集動画とは少し違います。


生放送本番までのも気が抜けない勉強

わたしの配属先の部署のテレビ番組の本番は生放送だったので、フロア担当の日はフロアADとしてスタジオにいました。いつもフロアDと二人で担当していました。(担当じゃない日は大概ロケにいます。)

フロアでは本番前にキューシートや各コーナーのスタジオ台本を見ながら番組の流れの事前把握、番組の盛り上げ、フリップやモノの差し込み、コーナーのもち時間を伝えることなどします。


ゲストあり(芸能人)スタジオなら大変です。

フロア担当では、スタジオではここに立つ、座りの指示、をします。(スタジオ展開中(生放送中)の指示は担当ディレクターがやってくれています)

ゲストがいるときはとにかく人が多い(メイクさんやマネージャーさんとか)笑い声も人一倍だします。

ちなみに早朝の生放送番組を担当していた時は、

「朝、テレビ局にこれたら仕事の八割は終わってる」と言われたのを覚えています。(夜中2時に局入りしていないといけないので・・・寝坊で来れないとか本当に有るので起きることが大事です。)

 

ロケや中継は事前準備で勝負がきまる

ロケの時は撮影日までに、ENGの手配(技術さんに撮影日を伝え、事前にロケ台本を渡しておく)、ロケバスの手配、ロケ日までに必要なモノの購入や準備、

ロケの場合はテープとお金と台本を絶対忘れない、生中継ならばカンペ(スケブ)と黒のペンは必須。とにかくADは荷物が多いです。持ち物や準備に関してはロケ担当ディレクターと打ち合わせします。

生放送の中継の場合は一発勝負。本番オンエア前のリハはかかせませんので、演者とカメラマンがどういう動きをしているかというのを把握します。

 

まとめ

ざっくりですが、こんなことしていました。とても簡単にいいましが、

  • ロケの最長12時間はザラ、
  • 3分のVTR作るのに3日…
  • 生放送前までの準備時間約6時間
  • お昼ご飯食べる暇なしもあり
  • 睡眠時間2時間、泊まりあり。
  • 残業代なし(うちの制作会社の場合)

とかの世界なので、

ブラックとはいわれてますが、テレビを作るにはこのくらい尊い時間と沢山の人達の努力があります。

すこしでも「ADってなにをやっているんだろう」と興味を持っていただけれ幸いです。

今日もあなたの見ているテレビの映らないところでADさんは頑張っています。